3月のライオンの10巻がやばい

どうも、かげろうです。
先週で連続更新の流れが止まると思ったか?

いろいろ書くことはあるんですよね。
奈良公園でしかせんべいを頭に乗せた鹿がいた話とか。
世界樹の迷宮をクリアしたと思ったら第6階層が現れた話とか。
妖刀伝のリメイクがどう考えても次のコンテストに間に合わない話とか。

フランスで鶏の鳴き声が「コッコッコデ」だった話とか。

で、何の話をするかというと

3月のライオンの話をすると思ったか?


今回も、ゲームを作るうえでの心構えについて書きたいと思います。

よく、若い女性の天才彫刻家がテレビに出てて
「私の場合は物を作ってるというより発掘作業をしてるんですよ」
という非常にイラッとくるセリフを言い放つことがある。

しかしこれ、かなりものづくりというものを的確に表した一言である。
と僕は思うのだ。イラッとはくるけど。

僕はゲーム作る人なのであえてゲームの話をするが、
ここからの話は必ずしもゲームだけに当てはまることではない。

僕の持論では、ゲームを構想するとき、
自分で考えて作るのは全体の3割程度がベストだ。

まず核となるものをひとつかふたつ考える。(1割)
それの邪魔をしないように周囲を組み立てていく。(7割)
細かい仕上げの部分や、つなぎの部分は自分で考える。(2割)

みたいな。
つまり、邪魔をしないように組み立てる周囲が7割。
=自分で考えてはいけない部分が7割だ。
ここがいわゆる「お約束」もしくは「王道」というやつだ。
そしてこれが彫刻家の言う発掘作業なのだろう。

「王道には王道たる理由がある」というセリフはなんだったっけ。
そうだ、現役CGPの部員だよりのエロゲの話で見たんだった。

ゲームを作るとき、1から10まで考えて作る人がいると思うんですよ。
マップがどうで、キャラがこうで、ストーリーがこうだと。
でも、考えなくていい部分まで作り込んで、
客受けを狙いに行ったり、自分の好みを入れ込んでしまうと、
きっと駄作になるような気がするんですよね。

戦闘メインのゲームに急に出てくる意味不明な謎解きとか
一本道の長編RPGに申し訳程度に存在する無意味な分岐とか
リアルな雰囲気のゲームに出てくる絵に描いたようなツンデレとか

まあ要するに、ひとつ核を作ったら、
それの邪魔しないように邪魔しないように他を作るべき。
ってことです。

天才と呼ばれるような人達は、
この「邪魔しないように」がとんでもなく広いのではないか。
一見関係ないような事柄が、実はつながっていて、
「ここでこうしたら、こっちはこうあるべき」というお約束を
人よりものすごくたくさん持っているんじゃないかなあ。

そうだ、それは僕のことだ(マテ


最後に、3月のライオンの1巻の
巻末あとがきみたいなものから、
引用して締めようと思います。


「ハチミツとクローバー」の物語を描きおえ
次の物語を紡ぐための心の旅をしていたウミノが
旅路の果てにたどりついた国の

冷たい暗いどうくつの中でみつけたのが
この小さな箱でした

ウミノはその箱をよぼよぼとしょって
てくてくよぼよぼこれまた長い旅をして
ウミノ村へと帰りました

今日からここで暮らすんだよ

「これからよろしくたのみます」
「おいす。がってんだ」

近隣の村の友人たちからたずねられました

「前の可愛い箱とずいぶん違うねえ」
「どうしてその箱を選んだの?」

「さあてねぇ・・・なんでなんでしょうねぇ」




この「箱を選ぶ」という表現は、
まさしく彫刻家の発掘作業に通ずるものがあると思うのです。

で、結局何が言いたかったかというと

3月のライオンめっちゃ面白いよ(マテ

かげろうでした。
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No title

多分ここで書くのは初めましてですね!ほりんです。

私にとっては「邪魔しないように」の範囲が狭いか物語の核が弱いか、
どっちかあると駄作が出来上がる以前に
ゲーム制作に詰まっちゃう印象。
そう、私のことだ(

参考になったので、肝に銘じようと思います……

No title

ほりんさんではないですか。
コメントありがとうございます。

たしかに、何作ってもいい状況になると逆に制作に詰まります。
そして何とかひねり出して、結局駄作になりがちなのです。
ももでいうなら黒サンタあたりがそうなのです(駄作かどうかはともかくモチーフに頼りすぎた)。

ところで実は、最近の週一更新はほりんさんのブログの更新速度に感化されてのことなのです。やっぱり更新頻度が高いと見ようという気になりますわな。



そういえばおじいさんが主役のやつやるとか言ってまだやってねえ

No title

(前回のコメントからだいぶ日が経ってしまいましたが……)
黒サンタの部分ですかあ……私はあの部分はむしろ良かったと思ってますよ!
マロンちゃんがももを引っ張って天国のお母さんに会いにいく所で和やかな気持ちになった覚えがあります。

>週一更新
なるほど!それは光栄です……
私自身も、知人に感化されて、なるべく毎日更新するようになったという経緯があります。
私自身も頻繁にチェックするブログをもっと増やしたいので、かげろうさんもぜひ!

じいさんのRPGは余裕があった時にでもw

Re: No title

あ、補足ですが、
マロンがサンタに「ママに会いたい」と要求、結局会える
という流れは7割の王道の方だと思ってます。
(アジト4製作時に降りてきた)

邪魔しちゃったのは黒サンタだけ。

これからもなるべく週一で更新していきますよ!
(来週はろぜんげ任せ)

期待していたいちごパンツとは全然関係ないすごくシュールなスクショをブログに掲載したほりんさんを見習って、僕も再来週は次回作の予告でもしますかね。

お互い頑張りましょう。
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